断捨離®とか片づけとかミニマリストとか
ゆるりまいさんの「わたしのウチにはなんにもない」
というブログの漫画や、
スティーブジョブズに触発されたと思しきミニマリスト関連の書籍が
昨年とても流行しましたが、私の部屋にもほぼ物がありません。
と、いっても私はミニマリストのような崇高な考えがあるわけでもなんでもなく、
ただの面倒臭がりだからです。
まず、私は掃除が面倒。
本当に苦手なのですが、鼻炎を持っていてホコリにめっぽう弱く、
埃のたまっている部屋はもっと苦手なのです。
掃除をするのに楽になるにはどうしたらいいだろう?
と考えに考えた結果、物を持たない、という結論に達しました。
家具はルンバが走れないのでほぼ却下。
テレビなどの家電も埃を吸い寄せるので極力置かないようにしています。
クイックルワイパーが面倒だから。
それにしても掃除も含め、家事というのは終わりがありません。
先日美容院で読んだ雑誌VERYの冒頭、
古市憲寿の連載に「主婦の家事労働時間は電子レンジが普及し始めた
40年前から7分しか時短になっていない」
ということが書かれていて、非常に驚きました。
昨今AIの発達で人間の仕事が取ってかわられる、
などの論説をよく耳にしますが、
これだけテクノロジーが進んでいても、
生活の根源の仕事(家事)が楽になっていないなら、
その時代はまだまだ遠いのかもしれません。